人間がこの世に存在するのは、 金持ちになるためでなく、 幸福になるためである。
誰一人知る人もない人ごみの中をかき分けていくときほど、 強く孤独を感じるときはない。
男は自分の知っているたった一人の女、つまり自分の妻を通して、 女の世界全体をいい加減に判断している。
常に賢明な人間でありたいと思うなら、決して結婚はしてはならない。 結婚というものは、 ウナギをつかもうと思って、蛇の入っている袋に手を入れるようなものだ。 結婚するくらいなら、まだ痛風にでもかかったほうがマシだ。
自分自身以上に愛するものがあるとき、人は本当に傷つくのだ。
女も凡庸な作家も、自画自賛するほどには世間から賞賛されない。
長いこと結婚指輪が活躍してくれましたわ。 誘惑からも守ってくれました。 パーティーでは夫と何度も思い出させてくれ、もう帰る時間よとうながしてくれました。 夕食のお相手をホッとさせたこともありますし、 産科の病室では結婚指輪がステータスシンボルでした。
恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。
私達は年齢を重ねるにつれて、 時間の価値をいっそう鋭く感じるようになる。 実際、時間以外のものはまるで大したものではないように映じてくる。 そしてこの点で、私達はいよいよ悲惨な人間になってくる。
生き物は全て孤独である。 そして人間は自らが孤独であることを最も良く知る者である。
女が男を愛するというときは、 男はたとえ彼女を愛していないくても聞いてやらねばならない。
去る者は日に以って疎し、生ける者は日に以って親し。 古墓犂かれて田と為り、松柏摧かれて薪となる。