自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。
あまりしつこくつきまとわれる愛は、ときに面倒になる。 それでもありがたいとは思うがね。
女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ。
結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。
恋の喜びが結局悲しみをもたらすということは、 もういろいろな女の例ではっきりしているんですもの。 私は恋も悩みも両方捨てますから、悪いことも起こらないでしょう。
人生には、全てをなくしても、 それに値するような何かがあるんじゃないだろうか。
経験が役に立たないのは、特に恋愛の場合にはなはだしい。
死を恐れることは、自分が賢くもないのに賢いと思うことと同じである。
死の持つ恐怖はただ一つ。それは明日がないということである。
与えようとばかりして、もらおうとしなかった。 なんと愚かな、間違った、誇張された、高慢な、短気な恋愛ではなかったか。 ただ相手に与えるだけではいけない。相手からも貰わなくては。
女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。
情熱的に恋したことのない男には、 人生の半分――それも最も美しい半分が隠されている。
残念なことに、私達は愛するものと戦わなければならない。 恋においても、母親としても。
私は女性が愚か者であるということを否定はいたしませんが、 全能の神は男性につりあうように女性を作られたのです。
自分自身を愛することは、 一生涯続くロマンスを始めることである。