一生の仕事を見出した人には、ほかの幸福を探す必要はない。
女性はたとえ自分を愛する男が野獣のようなものであろうと、 愛され崇められれば無関心ではいられないものだ。
人生は食パンのような普通の年が多いが、ハムや辛子の年もある。 辛子も一緒に噛み締めなきゃならん。
女はみんな結婚するほうがいい、 男は一人も結婚しない方がいい。
未来のことは分らない。 しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずである。
若い者も美しい。 しかし、老いたる者は若い者よりさらに美しい。
最も賢い処世術は社会的因襲を軽蔑しながら、 しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、 お返しに大きな親切を期待する契約である。
ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな。 その時間にあなたの心は休養しているのだから。
恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。
いかに見栄えしない草でも春とともに花になるように、 人は恋することによってそれ自身を花咲かせる。
ヘミングウェイが書いていた。 『この世は素晴らしい。戦う価値がある』と。 後半の部分は賛成だ
女房に愛される技術というものは発明されないものだろうか。
本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、 真実の恋は滑らかに運んだためしがない。
男は建設すべきものも、破壊すべきものもなくなると、 非常に不幸を感じるものである。
金は借りてもならず、貸してもならない。 貸せば金を失うし、友も失う。 借りれば倹約が馬鹿らしくなる。
一生涯ひとりの異性を愛することは、 一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである.
現在の一瞬はこの上なく素晴らしい一瞬である。 現在夕食に五分遅れることは、十年間の大きな悲しみより重要である。