恋をすると頭に火がついて、 それが身体中かけめぐって爪先まで下りて耳鳴りが残る。
真の友をもてないのはまったく惨めな孤独である。 友人が無ければ世界は荒野に過ぎない。
夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである。
生まれたことは確かに我々の結果なのである。 死ぬということは問題外である。 生きることが我々の喜びであり、法則なのである。
我々は、大人も子供も、利口も馬鹿も、貧者も富者も、 死においては平等である。
自愛、自識、自制、 この三者だけが人生を導いて高貴な力に至らしめるものである。
恋をした後のもっとも大きな幸福は、自分の愛を告白することである。
結婚生活の意は雨のようなものだ。 初めに人はこう言う。「一体、いつ降り始めたのだろうか？」 二度目の雨でこう言う。「もう雨はたくさんだ」 そして三度目の雨でこう言う。「もう、本当にあきあきした」
友人はあなたのためでなく、自分の利益のために忠告する。
幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。
友人とは、あなたについてすべてのことを知っていて、 それにもかかわらずあなたを好んでいる人のことである。
人生において、万巻の書をよむより、 優れた人物に一人でも多く会うほうがどれだけ勉強になるか。
愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。
私達は金を稼ぐために頭脳をもち、金を使うために心情を持っている。
愛することによって失うものは何もない。 しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。
死だけが唯一の本当の締め切りである。 生きている限り、学ぶべき事が未だある
人間の運命は、 ルール通りに行われるチェスというよりむしろ宝くじを思い起こさせる。
命というものは、はかないからこそ、 尊く、厳かに美しいのだ。
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。 恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
明日だ明日だ、今日はやめよう。 ――怠惰な人達がこういうのを聞くがいい。
