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人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。
Human being is a reed of one stalk. It is the weakest existence naturally. However , it is a thinking reed .
出典:
パンセ
著者:
ブレーズ・パスカル
tag
自己
この名言の補足情報
「人間は考える葦である。」ともいわれます。
人間は考える葦(あし)である
原文はフランス語です。
●L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature; mais c'est un roseau pensant.
hommeが人間、roseau が葦で、pensantが考える
roseau pensant で考える葦
人間は自然の中では矮小な生き物にすぎないが、考えることによって宇宙を超える、というパスカルの哲学者としての宣言を表している。それは人間に無限の可能性を認めると同時に、一方では無限の中の消えゆく小粒子である人間の有限性をも受け入れている。
ブレーズ・パスカル
Blaise PascaBlaise Pasca /
フランス
数学者
物理学者
哲学者
思想家
宗教家
1623年06月19日 - 1662年08月19日
フランスの数学者、物理学者、哲学者、思想家、宗教家。早熟の天才で、その才能は多方面に及ぶため、カテゴリー分類するのが困難な人間である。「人間は考える葦である」という『パンセ』の中の言葉によって広く知られている。 ポール・ロワヤル学派に属し、ジャンセニスムを代表する著作家の一人でもある。
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