「世の中を見渡してみると本当に『強い』人っていうのは悪い事はしない事に気づく。 「悪い事をする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、 真に怖いのは弱さを攻撃に変えた者なのだ。」
解説
後の名言はジョジョの奇妙な冒険の単行本の作者コメント(袖コメント)に45巻46巻と2巻づくけて書かれた文章の抜粋です。
全文は下記
ジョジョの奇妙な冒険45巻 作者コメント
ジョジョに対して、よく頂く意見に第4部になって『"敵"が弱くなった』というのがある。「答え」は作品の中にあると思っていて、普通はあまり意見に対し、答えたりしないのであるが、編集部の中からもこういう意見がたまにくるので、しかたなく答えると第4部は「人の心の弱さ」をテーマに描いている。『人の心の弱い部分』が追い詰められたり、ある方向から見ると『恐ろしさになる』ということをスタンドにしているのだ。(46巻に続く)
ジョジョの奇妙な冒険46巻 作者コメント
ちょこっと考えてると、漫画の中に強い敵が出てくる。その次にそれよりも強い敵が出てくる。その次はそれよりも強い。・・・となると最後はいったいどうなっちゃうわけですか?宇宙のハテを考えてるみたいになる。それと世の中を見渡してみると本当に『強い』人っていうのは悪いことはしないことに気づく。
「悪い事をする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、真に怖いのは弱さを攻撃に変えたものなのだ。
強さの本質を見つめ、悪を単純化しない
私はこの文章はジョジョの奇妙な冒険という漫画の根底に流れる荒木飛呂彦先生の考えや哲学を非常に表している文章に感じました。
『強さ』とは何なのか? 真に怖い敵とは何なのか? 悪/敵を「力」や「強大さ」ではなく「弱さ」として定義する視点は、非常に哲学的です。
またジョジョの奇妙な冒険を貫く一貫したテーマは「人間讃歌」です。
どうでもいい補足
管理人はジョジョの奇妙な冒険が大好きですが、その中でも第四部が好きです。
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