他人を超えるには、自分独自のやり方、考え方を実行しなければならない
人間は天使でもなければ、獣でもない。
だが不幸なことに、人間は天使のようにふるまおうと思いながら、
まるで獣のように行動する
自分の人生を肩代わりしてくれる人なんかいないから、
懸命に自分でその辛い状況を乗り越えようとする。
それを繰り返す事が、その人の人生を間違いなく豊かにしている。
特にまだ芽が出ていないやつは
もう全然心配していない。
だって、そいつらはこれから
無限の可能性があるわけだもん
社長なんて偉くもなんともない。
課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。
要するに命令系統を
はっきりさせる記号にすぎない。
僅かな人間が決めた賞なんて、そうたいした名誉ではない。
私のほしいものは大衆の喝采だ。
大衆が私の仕事を賞賛してくれたならば、それで十分だ。
「いまの若い者は」などと、口はばたきことを申すまじ
実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、
道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。
私のやった仕事で本当に成功したのは、全体のわずか1%にすぎない。
99%は失敗の連続であった
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ、やがて大きな花が咲く。
人は死ぬかもしれないし、国は興亡するかもしれないが、理念は生き続ける。
A man may die, nations may rise and fall, but an idea lives on.
天才になるのに遅すぎるということはない
It's not too late to be a genius.
99回外しても、平然と100回目を蹴る。そういう精神構造でないとやっていけない
マネジメントの才能は、幸いにも音楽や絵画とは違って、生まれながらのものではない。
経営の才は、後天的に習得するものである。それも99%意欲と努力の産物である。
その証拠に、10代の優れた音楽家はいても、20代の優れた経営者はいない。
マネージャーに要求される仕事には、際限がない。
より高い効果を上げるマネージャーは、要求されている様々な仕事のうち、一番大事なことから手がける。
仕事を受付順に勧めるような人は、優れたマネージャーとは言えない。
目の前にある仕事の中で、一番大切なものは何かをいつも考えていなければならない。
社内にしか人間関係を持たないマネージャーがいる。
こういう人が会社を動かそうとするようでは、会社はいずれ滅んでゆく。
会社もまた、社会の一組織体であるから、
社外の人々と良い関係を保つことが不可欠である。
上の方で決まったことをそのままメンバーに事務的に伝えるマネージャーは、
メンバーからの信頼と支持は得られない。
経営の方針や義務のルールは、マネージャー自身がまず自らのものとしなければならない。
そのためには、疑問などがあれば十分解決しておくこと。
その上で、自らの方針、考え方を交えて、メンバーに向かうことが大切である。
優れたマネージャーは、人に協力を求める時、"彼との個人的な親しさ"によってではなく、
"仕事を良いものにするためには誰に頼むのがベストであるか"という観点からこれを行う。
誰とでも一緒に仕事ができるようにならなければならない。