自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理よりおのれを愛する人間である。
我々はみな真理のために闘っている。 だから孤独なのだ。 寂しいのだ。しかし、だから強くなれるのだ。
人間は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこには一切の真理が潜んでいる。
真理はたいまつである。しかも巨大なたいまつである。 だから私たちはみんな目を細めてそのそばを通りすぎようとするのだ。 やけどする事を恐れて。
真理! 眼をしっかり開いて、生命の強烈な息吹を全身の毛穴から吸い込み、 物事をあるがままに見、不幸をまともに見つめ、そして笑うのである!
真理は喝采では作れない。是非は投票では決められない。
真理は生み続ける。いかなるものも、これを止めることはできない。
自己を燈火とし、自己をよりどころとするがよい。 他のものをよりどころとしては成らない。 真理を燈火とし、真理をよりどころとするがよい。 他のものをよりどころとしてはならない。
真理をみる必要のない人々にとっては、人生はなんと気楽だろう。
真理は、我々が持っているもののうちで、もっとも価値あるものだ。 節約しようではないか。
もっとも深い真理は、ただもっとも深い愛のみにひらく。
真理を証するもの三つあり、すなわち天然と人と聖書。
すべての偉大なる真理は、最初は冒涜の言葉として出発する。
人問は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこに一切の真理がひそんでいる。