自己を燈火とし、自己をよりどころとするがよい。 他のものをよりどころとしては成らない。 真理を燈火とし、真理をよりどころとするがよい。 他のものをよりどころとしてはならない。
真実は疑いなく美しい。しかし、嘘もまた同様である。
真理は生み続ける。いかなるものも、これを止めることはできない。
人問は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこに一切の真理がひそんでいる。
人間の細部において個別に判断するものこそ、もっとも真実を言い当てるだろう。
純朴と純真な真実とは、いかなる時代においても時と場を得る。
そうだな……わたしは『結果』だけを求めてはいない。
『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………………
近道したとき真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
真理は喝采では作れない。是非は投票では決められない。
真理をみる必要のない人々にとっては、人生はなんと気楽だろう。
人生の意義は偽をにくみ、真を愛することを学ぶにある。
真実を語るのは実にむずかしい。青年でそれをできる者はまれである。
真理を証するもの三つあり、すなわち天然と人と聖書。
一切の書かれたもののうち、 私はただその人がその血をもって書いたものだけを愛する。
本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。 真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。 だから人間はつねにそうしてきたものだ。
私は不幸にも知っている。 時には嘘による外は語られぬ真実もあることを。
真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である。
真理は、我々が持っているもののうちで、もっとも価値あるものだ。 節約しようではないか。