ミシェル・ド・モンテーニュ

ミシェル・ド・モンテーニュの名言
Michel Eyquem de MontaigneMichel Eyquem de Montaigne / フランス
1533年02月28日 - 1592年09月13日
ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ(Michel Eyquem de Montaigne [miʃɛl ekɛm də mɔ̃tɛɲ], 1533年2月28日 - 1592年9月13日)は、16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者。現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた主著『エセー』は、フランスのみならず、各国に影響を与えた。

< Prev1Next >
美しい女にはやがて飽きがくる。善良な女には決して飽きはこない。
この世には、勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある
いつかできることは、すべて今日でもできる。
どこで死が我々を待っているか分からないのだから、 いたるところで待とうではないか。 死を予測するのは自由を予測することである。
運命は我らを幸福にも不幸にもしない。 ただその種子を我らに提供するだけである。
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、 恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
真の友愛においては、 私は友を自分のほうにひきつけるよりもむしろ自分を友に与える。
賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、 生きなければいけないだけ生きる。
私達は竹馬に乗っても何もならない。 なぜなら、竹馬に乗ってもやはり自分の足で歩かなければならないからである。 そして、世界で一番高い玉座に上っても、 やはり自分の尻の上に座っていることに変わりはない。
純朴と純真な真実とは、いかなる時代においても時と場を得る。
世の中には勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある
他人のために暮らすのはもうたくさんだ。 せめてこのわずかな余生をみずからのために生きようではないか。
私たちは死の心配によって生を乱し、 生の心配によって死を乱している。
もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、 「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、 何とも言いようがないように思う。
もしも私がこの人生を繰りかえらねばならないとしたら、 私の過ごしてきた人生を再び繰り返したい。過去を悔やまず、未来を恐れもしないから。
私は私の意見を述べる。それがよい意見だからではなく、私自身の意見だからだ
孤独の生活の目的とは、もっとゆうゆうと、 もっと気ままに暮らすというただ一つであると私は信ずる。
結婚は鳥カゴのようなものだ。 カゴの外の鳥は餌箱をついばみたくて中へ入りたがり、 カゴの中の鳥は空を飛びたくて外へ出たがる。
人間の細部において個別に判断するものこそ、もっとも真実を言い当てるだろう。
< Prev1Next >