女達は、なぜとか、どうしてとかいう事を抜きにして愛されることを願う。 可愛らしいとか、善良だとか、上品だとか、頭がいいとかいう理由ではなく、 彼女らは彼女自身でありたいからだ。
女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。
女性はどこから見ても低劣であり、 女性固有の領域においても全くの無能力であるにもかかわらず、 いぜんとして女性がハバをきかしているのは、結局は男性が愚鈍だからである。
二人の女を和合させるより、 むしろ全ヨーロッパを和合させることのほうが容易であろう。
ああ、世の中には面白くないことがたくさんある。 神様、あなたは女までお作りになりました。
美しい女にはやがて飽きがくる。善良な女には決して飽きはこない。
男は人生を知るのが早すぎるし、女は知るのが遅すぎる。
男にとっては今日一日だけの浮気心にすぎないものに、 女はその一生を賭ける。
愛している女は、男から愛されていないのではないかといつも恐れている。 愛していない女は、男から愛されているといつもうぬぼれている。
女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。
女性が鏡に映して自分を見るのは、自分の姿を見るためでなく、 自分がどんなふうに他人に見られるかを確かめるためだ。
男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。
女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ。