川端 康成

川端 康成の名言
かわばた やすなり / 日本
1899年06月14日 - 1972年04月16日
菊池寛に認められて文壇入り。横光利一らと共に『文藝時代』を創刊し、新感覚派の代表として活躍。『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『古都』など日本の美を表現した作品を発表し、1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞した。
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一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ
二人の結婚は美しかった。なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。
二人の離婚もまた美しかった。なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。
人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ。
なんとなく好きで、 その時は好きだとも言わなかった人のほうが、 いつまでもなつかしいのね。 忘れられないのね。 別れたあとってそうらしいわ。
画竜点睛といってね、
結婚も確かに点睛の一つだよ。
夫を持ったり、
子供を持ったりする度に、
人間の心の眼は開けてゆくものだよ
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