毎日自分に言い聞かせなさい。 今日が人生最後の日だと。 あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう
時を短くするものはなにか――活動。
時を絶えがたくするものはなにか――怠惰。
過去の記憶がお前に喜びを与えるときにのみ、 過去について考えよ。
時間がないというのは嘘である。 時間は十分過ぎるほどある。
現在一つ持っているほうが、 未来において二つ持っているより値打ちがある。
落し物の広告。 昨日、日の出から日の入りの間のどこかで、 それぞれ六十分のダイヤモンドをちりばめた貴重な時間を紛失。 なお、拾い主には賞金なし。永遠に失われしゆえ。
朝寝は時間の出費である。 しかも、これほど高価な出費は他にない。
時間を最も有効に利用した者に、最も立派な仕事ができる。
私達は年齢を重ねるにつれて、 時間の価値をいっそう鋭く感じるようになる。 実際、時間以外のものはまるで大したものではないように映じてくる。 そしてこの点で、私達はいよいよ悲惨な人間になってくる。
「珠玉の時間を無為に過ごさないように」と注意を受けたことがあるだろうか。 そうなのだが、無為に過ごすからこそ珠玉の時間となる時もある
明日はなんとかなると思う馬鹿者。 今日でさえ遅すぎるのだ。 賢者はもう昨日済ましている。
「時」の歩みは三重である。 未来はためらいつつ近づき、 現在は矢のように速く飛び去り、 過去は永久に静かに立っている。
時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。
相談するときには過去を、 享楽するときには現在を、 何かするときには未来を思うがよい。
もしあなたが約束の時間より早く着いたら、あなたは心配性である。 もし遅れてきたら挑発家、 時間どうりに来れば強迫観念の持ち主。 もし来なかったら、知恵遅れという事になる。