明日だ明日だ、今日はやめよう。 ――怠惰な人達がこういうのを聞くがいい。
お前がいつか出会う災いは、 おまえがおろそかにしたある時間の報いだ。
「時」の歩みは三重である。 未来はためらいつつ近づき、 現在は矢のように速く飛び去り、 過去は永久に静かに立っている。
未来のことは分らない。 しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずである。
決して時計を見るな。 これは若い人に覚えてもらいたいことだ。
今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えることだろう。
時間が過ぎ去って行くのではない。 われわれが過ぎ去っていくのだ。
時のある間にバラの花を摘むがよい。 時は絶えず流れ行き、 今日微笑んでいる花も明日には枯れてしまうのだから。
毎日自分に言い聞かせなさい。 今日が人生最後の日だと。 あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう
今日という日を自分自身のものと呼びうる人は幸せである。 いや、彼のみが幸せである。
時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。
時間の使い方の最も下手なものが、 まずその短さについて苦情をいう。
明日はなんとかなると思う馬鹿者。 今日でさえ遅すぎるのだ。 賢者はもう昨日済ましている。
落し物の広告。 昨日、日の出から日の入りの間のどこかで、 それぞれ六十分のダイヤモンドをちりばめた貴重な時間を紛失。 なお、拾い主には賞金なし。永遠に失われしゆえ。
誠実に君の時間を利用せよ! 何かを理解しようと思ったら、遠くを探すな。