幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。
幸福になる必要なんかありはしないと、自分を説き伏せることに成功したあの日から、 幸福がぼくのなかに棲みはじめた。
人生における無上の幸福は、自分が愛されているという確信である。
幸せでありたいというのか。まず苦悩することを覚えよ。
人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気が要る
幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、 自分がやるべきことを好きになることだ。
幸せとは欲しいものを得たり、なりたいものになったり、したいことをしたりするところから来るものではなく、 今得ているもの、今していることを、あなたが好きになるところから生まれる。
私たちが愛する人々の幸福を願うのは当然である。 だが、自分達の幸福を棄ててまでこれを願うべきではない。
我々は、自ら幸、不幸をつくって、 これに運命なる名称をつける。
人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、 自己を幸福にするために、それらを敢えて考えないように工夫した。
幸福は毎月やって来る。だがこれを迎える準備ができていなければ、 ほとんど見過ごしてしまう。今月こそ幸福を見逃すな。
本当に幸福になれる者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者である。これが私の確信である。
なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか? 見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。 幸福はいつも目の前にあるのだ。
幸福は小鳥のようにつかまえておくがいい。 できるだけそっと、ゆるやかに。 小鳥は自分が自由だと思い込んでさえいれば、 喜んでお前の手の中にとどまっているだろう。
誰もが幸福についてしゃべる。 しかしそれを知っている人はほとんどいない。