幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ。
今この瞬間にあなたが無常の喜びを感じていないとしたら、 理由は一つしかない。 自分が持っていないもののことを考えているからだ。 喜びを感じられるものは、全てあなたの手の中にあるというのに。
幸福な家庭の顔はお互い似かよっているが、 不幸な家庭の顔はどれもこれも違っている。
人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気が要る
今あなたが不運な状態にあるなら、 それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。 逆に、今あなたが幸運に恵まれているなら、 それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。
幸福――他人の不幸を眺める事から生ずる快適な感覚。
我々は、自ら幸、不幸をつくって、 これに運命なる名称をつける。
幸福になる秘訣は快楽を得ようとひたすらに努力することではなく 努力そのもののうちに快楽を見出すことである。
若いころは希望の火が赤々と燃えていた。 歳をとると口火がついているだけで幸せだ。
幸せとは「瞬間」的なものだ。ほとんど毎日、幸せな瞬間なら、少なくとも一度はある。
なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか? 見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。 幸福はいつも目の前にあるのだ。
幸せとは欲しいものを得たり、なりたいものになったり、したいことをしたりするところから来るものではなく、 今得ているもの、今していることを、あなたが好きになるところから生まれる。
この世の生活の幸福を求める私たちの計画はすべて幻想なのである。
幸福の最も大きな障害は、過大な幸福を期待する事である。
幸福、それは君の行くてに立ちふさがる獅子である。 たいていの人はそれを見て引き返してしまう。
我々は、 幸福になるためによりも、 幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである
幸せを語りなさい。 あなたの苦悩を除いたところで、世界は悲しみに満ちているのだから。