幸福は毎月やって来る。だがこれを迎える準備ができていなければ、 ほとんど見過ごしてしまう。今月こそ幸福を見逃すな。
今あなたが不運な状態にあるなら、 それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。 逆に、今あなたが幸運に恵まれているなら、 それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。
少しの悲しみもない純粋な幸福なんて、めったにあるものではない。
一生の仕事を見出した人には、ほかの幸福を探す必要はない。
幸福――他人の不幸を眺める事から生ずる快適な感覚。
幸福に恵まれるために知恵はいらない。しかし、この幸福を活かすためには知恵がいる。
我々は、 幸福になるためによりも、 幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである
我々は翼が欲しいという欲望を持っている。 にもかかわらず結局は空を飛ぶことはできない。 要するに、我々は幸せなのだ。 さもなければ、空気はやがて吸うに堪えなくなるに違いない。
こいつが最初三十分ばかりの幸福なら、 財布をはたいてでも買ってやるところだよ。 だがね、生涯つづく幸福!これには到底耐えられないね。 この世の地獄だ。
人は幸福を探し始めると、たちまち幸福を見つけられない運命に陥る。 しかしこれには不思議はない。 幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、 好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
幸福の最も大きな障害は、過大な幸福を期待する事である。
人はつねに自分の幸福を望むものだが、 つねに幸福を見分けることが出来るわけではない。
幸福になる秘訣は快楽を得ようとひたすらに努力することではなく 努力そのもののうちに快楽を見出すことである。
幸福であろうと思えば、 「こうでさえあったらなあ」という言葉をやめて、 その代わり、 「今度こそは」という言葉に変えなさい。
子供達に囲まれて人生の最後の時を迎える人を私は幸福だと思う。
幸福になりたいのだったら、 人を喜ばすことを勉強したまえ。