あなたがたのなかにはいつでも貧しい者がいるだろう。 というのは、いつでも富める者がいるからなのだ。 富める者、すなわち、所有よりも権力のほうを求める貪欲で冷酷な者が。
自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。
富を欲するか。恥を忍べ、傾絶せよ。故旧を絶ちて、義と背け。 (恥に耐え、命の限りに全力を尽くせ。旧友との交際を絶ち、義理に背け。 もし富を得たいのならば)
「金なんていくらあっても天国まで持っていけやしないよ」
人間として最大の美徳は、上手に金をかき集めることである。 つまり、どんなことがあっても他人の厄介になるなということだ。
財布は、その中に何か入っていなければボロきれと変わらない。
借金を返すということは収入の問題ではない。性質の問題だ。
私には、これから一生やっていけるだけの金がある。何も買わなければ。
金の値打ちがわからないのだったら、 でかけていって誰かに借金を申し込んでみるがいい。
若いときの自分は、金こそ人生でもっとも大切なものだと思っていた。 今、歳をとってみると、その通りだと知った。
諸悪の根源は金そのものではなく、金に対する愛である。
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、 彼がその富をどんなふうに使うかが判るまで、彼をほめてはいけない。
毎月少しずつお金を貯めていきなさい。 そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。あまりの少なさに。
金こそは――取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。
夢はいいものです。そうでなかったら、お金が大事です。