貧乏には、楽しいことが沢山あるに違いない。 でなければ、こんなに沢山の人が貧乏であるわけがない
金は底のない海である。このなかに名誉も良心も心理もみんな投げ込まれる。
貧困と希望は母と娘である。娘と付き合っていると母のほうを忘れる。
A「あなたが一番影響を受けた本はなんですか」 B「銀行の預金通帳だよ」
金持ち連中の軽蔑には容易に耐えられる。 だが一人の恵まれない人の視線は、私の心の底に深く突き刺さってくる。
金は天下のまわりものだ。いつもこちらをよけてまわるのが気にくわないが。
富を欲するか。恥を忍べ、傾絶せよ。故旧を絶ちて、義と背け。 (恥に耐え、命の限りに全力を尽くせ。旧友との交際を絶ち、義理に背け。 もし富を得たいのならば)
金を持たずに済ますことにも、金を儲けるのと同じくらいの苦労と価値がある。
なんのために人間は裕福でなければならないのか? なんのために彼には高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、 公共の娯楽場に入場する権利が必要なのか? すべてはこれは思考の欠如からきている。 こうした人々に、思考の内的な仕事を与えよ。 さすれば彼は、もっとも冨裕な人々よりも幸福になるだろう。
人間として最大の美徳は、上手に金をかき集めることである。 つまり、どんなことがあっても他人の厄介になるなということだ。
私達は金を稼ぐために頭脳をもち、金を使うために心情を持っている。
貧乏人の写真が新聞に出るのは、犯罪を犯したときに限られる。
自分のポケットの小銭は、他人のポケットの大金にまさる。
金のある者は、金があるために不正をし、 金のない者は、金がないために不正なことをする。
金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
夢はいいものです。そうでなかったら、お金が大事です。
あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。 これは政府に対するなんという諷刺であろうか。