金は肥料のようなものだ。 ばらまけば役に立つが、一ヶ所に積んでおくとひどい臭いがしてくる。
もし他に方法がなければ乞食になってもいい。 しかも乞食になったらその日から、手に入ったお金は自分のためにも、 家族のためにも、無駄なことに絶対に浪費しないという徹底的な粘り強さ。 ――これさえあれば、人間は誰でも金持ちになれるものである。
悪い人間に親切をすると二度ひどい目にあう。 金を失って、しかも感謝されない。
樫だけが樹ではない。バラだけが花ではない。 多くのつつましい冨が私たちのこの世を豊かにしているのだ。
金こそは――取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。
A「あなたが一番影響を受けた本はなんですか」 B「銀行の預金通帳だよ」
たとえ人の生命を奪っても、財布に手をかけてはならぬ。 人は父親の殺されたのは忘れても、財産の失われたことは忘れないからだ。
貸すならば、なくしても惜しくないだけの額を貸すことだ。
貧困と希望は母と娘である。娘と付き合っていると母のほうを忘れる。
私には、これから一生やっていけるだけの金がある。何も買わなければ。
金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
富を軽蔑する人間をあまり信ずるな。 富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。 こういう人間がたまたま富を得ると、一番始末が悪い人間になる。
人は、愛もなく妻を持つように、幸福もなく財産を持つ。
「金なんていくらあっても天国まで持っていけやしないよ」