ラ・ロシュフーコー

ラ・ロシュフーコーの名言
モラリスト、政治家、思想家
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人の心を暴き出すような格言に対して非難が集中するのは、自分の姿がそこに暴き出されるのが怖ろしいからなのだ。
我々は、 幸福になるためによりも、 幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである
希望と恐れは切り離せない。 希望のない恐れもなければ、恐れのない希望もない。
女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。 第二の恋人が出来ないかぎり。
恋する男と女が一緒にいて、少しも退屈しないのは、 いつも自分たちの事だけを話題にしているからだ。
嫉妬は常に恋と共に生まれる。 しかし必ずしも恋と共には滅びない。
若くても美しくなく、美しくてもわかくなければ、なんにもなりはしない。
二人の間に恋がなくなったとき、 愛し愛された昔を恥ずかしく思わない人はほとんどいない
友情のための最大の努力は、 友人に我々の欠点を見せることではない。 彼に彼の欠点を悟らせることだ。
友人に不信をいだくことは、 友人にあざむかれるよりもっと恥ずべきことだ。
大多数の若者は、そのぶしつけと無作法を、 天真爛漫のつもりでいる。
愛する人に本当のことを言われるよりも、 だまされているほうがまだ幸せなときがある。
死と太陽は直視することは不可能である。
人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。
人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。
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