Johann Wolfgang von GoetheJohann Wolfgang von Goethe /
ドイツ1749年08月28日 - 1832年03月22日
フランクフルト・アム・マインに生まれる.母はフランクフルト市長の娘。ライプツィヒ,シュトラスブルクで学び,この遊学期にヘルダーと交友.恋愛体験をもとにして叙情詩を発表し、その後1773年に戯曲『ゲッツ』,翌年に『若きヴェルテルの悩み』で文壇の脚光を浴び、疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドランク)期とヴァイマル古典主義を代表する作家の一人となった。
涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。
あの人が私を愛してから、 自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。
立法者にしろ革命家にしろ、平等と自由とを同時に約束する者は、 空想家か、さもなくば山師だ。
花を与えるのは自然であり、それを編んで花輪にするのが芸術である。
人生は全て次の二つから成り立っている。 したいけど、できない。できるけど、したくない。
私が過つと誰でも気づく。私が嘘をつくと誰も気付かない。
墓の下に眠っている人々を羨まなければならないとは、何という情けない時代だろう。
僕はどうやらこの世における一個の旅人に過ぎないようだ。 君たちとてそれ以上のものだろうか?
青年は教えられることより刺激されることを欲するものである。
二十代の恋は幻想である。 三十代の恋は浮気である。 人は四十代に達して、 初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
馬で行くことも、車で行くことも、 二人で行くことも、三人で行くこともできる。 だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない。
人生で一番楽しい瞬間は、誰にも分からない二人だけの言葉で、 誰にも分からない二人だけの秘密や楽しみを、ともに語り合っている時である。
自分自身の道を迷って歩いている子供や青年の方が、 他人の道を間違いなく歩いている人々よりも好ましく思う。
人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ。
なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか? 見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。 幸福はいつも目の前にあるのだ。
王様であろうと百姓であろうと、 自分の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。
喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。
楽しく生きていきたいなら、 与えるための袋と、受け取るために袋を持って行け。
決然たる意志の持ち主は、世界を自分に合わせて形作る。