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老人はあらゆる事を信じる。 中年はあらゆる事を疑う。 青年はあらゆる事を知っている。
恋愛は人情の永久的な音楽であり、青年には希望を、老年には後光を与える。
男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。
恋というものはなんと恐ろしい情熱だろうか。 それなのに世間の嘘つきどもは、恋をあたかも幸福の源泉のように言っている。
この社会に存在している恋愛は、 二つの気まぐれの交換と、二つの表皮の触れあいにすぎない。
友情は静かな月のように、太陽の現れない前の大空に輝く。 だが、恋の光を受けるとすぐに色褪せてしまう。
青春とは、奇妙なものだ。 外部は赤く輝いているが、内部ではなにも感じられないのだ。
結婚とはセルフサービスの食事のようなものだ。 自分の欲しい料理を選んだ後で、隣りの人たちのお皿の中身を見る。 そして、どうして自分は彼らと同じ物を選ばなかったのだろうと自問するのである。
結婚は、多くの短い愚行を終わらせる。一つの長い愚鈍として。
こいつが最初三十分ばかりの幸福なら、 財布をはたいてでも買ってやるところだよ。 だがね、生涯つづく幸福!これには到底耐えられないね。 この世の地獄だ。
未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった。 ――もしそんなのがいたら、多分酔っぱらってでもいたのだろう。
人間として一方弱いところがなかったら、人生は分からないでしょう。
恋というものは心から心に至るもっとも短い道である。直線である。
結婚したらいろいろ分かってきますよ。いままでは半分謎だったことが。
私にとっては人生には美もなければロマンスもありません。 人生あるがままのものです。 そうして私は人生をあるがままに受け入れるつもりです。
恋する男たちは泥棒と同様、はじめは用心するが、 次第に用心を忘れ、恋にとりつかれてしまう。
友情が恋愛になるときには、二つの川のように混ざりあり、 有名なほうが他方の名を吸収する。
「最近は親しい友人にもだまされる」 「それが友人というものだ」
結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。