広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ。
いつまでも続く不幸というものはない、 じっと我慢するか勇気をだして追い払うかのいずれかである。
女心は男心よりも清らかなものである。ただ男よりもよく変化するだけだ。
三つのものが強く女を動かす。利害と快楽と虚栄とである。
男というものはいつでもそうだが、我が家から離れている時が一番陽気なものだ。
愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は、 幸福とはいかなるものであるかを知らない。
人生は、10段変速の自転車のようなもの。 だれもが、自分がもっているものの大半は使っていないのです。
多くの女性を愛した人間よりも、 たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、 はるかに深く女というものを知っている。
悪党とつきあうのもいいものだ。自分の良さが分かる。
結婚は鳥カゴのようなものだ。 カゴの外の鳥は餌箱をついばみたくて中へ入りたがり、 カゴの中の鳥は空を飛びたくて外へ出たがる。
人生は苦しむためのものではない。 それはただ、一つの所から別の所へと穏やかに進んで行くものなのだ。 ちょうど、天気のよい日に谷間をゆっくり歩いてゆくように。
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、 むしろ孤独の条件によってである。
おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり
なくしたものをとりもどすことはできないけど、 忘れてたものなら思い出せますよね。 ....監督。
(中略)・・・ 世の中を見渡してみると本当に『強い』人っていうのは悪い事はしない事に気づく。
「悪い事をする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、 真に怖いのは弱さを攻撃に変えた者なのだ。
そうだな……わたしは『結果』だけを求めてはいない。
『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………………
近道したとき真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
完全な自由というものは、 生きていても生きていなくてもまったく同じになったとき、はじめて得られるものなんです。
われわれの自由とは、今日、自由になるために戦う自由な選択以外のなにものでもない。
人間の細部において個別に判断するものこそ、もっとも真実を言い当てるだろう。