友情は多くは見せかけであり、恋は多くの愚かさにすぎない。
恋する男と女が一緒にいて、少しも退屈しないのは、 いつも自分たちの事だけを話題にしているからだ。
男は恋を恋することからはじめて、女を恋することで終わる。 女は男を恋することからはじめて、恋を恋することで終わる。
恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。
いかに見栄えしない草でも春とともに花になるように、 人は恋することによってそれ自身を花咲かせる。
本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、 真実の恋は滑らかに運んだためしがない。
まともな男は、三十歳すぎたら恋なんかしないね。 体のほうにガタがきはじめるから。
愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。
男はどんな女といても幸福にいけるものです。彼女を愛さないかぎりは。
短い不在は恋を活気づけるが、長い不在は恋をほろぼす。
女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。 第二の恋人が出来ないかぎり。
あなたは女だ。 だからこの世の中に愛ほど美しいものはないと思うに違いない。 しかし、私は男だ。いくらでもかわりの女を見つける。
一つのまなざし、一度の握手、 いくぶん脈のありそうな返事などによってたちまち元気付くのが 恋をしている男女なのだ。
恋のことなら、どんなにロマンチックでもいいんです。
たいていの男は、割と簡単に「愛してるよ」と言う。 しかし、本当に難しいのは「僕と結婚してくれるかい」と言わせることだ。
ヘルメル 「男はだな、たとえ愛するもののためといえども、名誉を犠牲にすることはできんのだ!」 ノラ 「しかし幾千万の女それをしています」