恋の口説は、できるだけくどくて、長いほうがよろしい。 女の心というものは、決して石でできあがっているものではないのだから。
恋愛が与えうる最大の幸福は、 愛する人の手をはじめて握ることである。
初恋の最大の魅力は、 「恋がいつかは終わる」ということを知らない点にある。
恋は気がつかないうちにおとずれてくる。 われわれはただ、それが去っていくのをみるだけである。
本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、 真実の恋は滑らかに運んだためしがない。
恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。 愛の技術が介入するのはその後のことである。
若者よ恋をしろ、身分やお金はないけれど、恋すりゃ希望が湧いてくる。
恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。
男が他の女に恋をしたら、もうなんとも手のほどこしようがありません。 人生とはこんなものです。 どちらに罪があるといった性質のものでは無いんですもの。
恋する女の最高の幸福は、 恋する男性によって彼自身の一部と認められることである。
恋する者には、恋の相手がいつもひとりぽっちのように見える。
この社会に存在している恋愛は、 二つの気まぐれの交換と、二つの表皮の触れあいにすぎない。
私の愛人が他の男によって幸せになるのを見るくらいなら、 私はその女が不幸になるのを見たほうがマシだ。
恋は富よりもはるかに強い。 けれど恋はその力を借りなければならない。