"Stay hungry, stay foolish."

「ハングリーであれ、愚かであれ。」

解説

貪欲であれ、愚かであれ(どんよくであれ、おろかであれ 英語: Stay Hungry Stay Foolish)とは、スティーブ・ジョブズの祝辞で引用され有名になった、バックミンスター・フラーの言葉。

名言の背景:伝説の卒業式スピーチ

2005年6月、Appleの創業者スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行った祝辞は、今も語り継がれる伝説のスピーチです。自身の生い立ちから、大学の中退、Appleからの追放、そして癌との闘病まで、自らの人生を赤裸々に語ったこの祝辞の締めくくりとして、この言葉は引用されました。

出典:『全地球カタログ(Whole Earth Catalog)』

この言葉のルーツは、ジョブズが若かりし頃に愛読し「聖書のような本」と仰いだ雑誌『全地球カタログ』にあります。その最終号の裏表紙には、早朝の田舎道の写真とともに、編集者スチュアート・ブランドによるお別れの言葉として「Stay Hungry. Stay Foolish.」が記されていました。

言葉の真意 既成概念にとらわれず、失敗を恐れずに挑戦し続ける。ジョブズの生き様そのものを凝縮したこの一言は、彼を単なる実業家ではなく、稀代の思想家として印象づけました。

現代へ受け継がれる精神:大谷翔平と「二刀流」

この言葉は、現代のトップアスリートにも大きな影響を与えています。メジャーリーガーの大谷翔平選手も、ジョブズを尊敬する一人です。

大谷選手がプロ入り後、前例のない「二刀流」に挑む決意を固めたきっかけの一つも、このスピーチでした。練習後にテレビから流れてきたジョブズの**「貪欲であれ、愚かであれ」**という言葉に触れ、周囲から無謀だと言われた二刀流という道に「挑戦する価値がある」と再認識させられたといいます。

実業家起業家技術者1955年2月24日 - 2011年10月5日

アメリカ合衆国の実業家、技術者、起業家。アップル社の共同設立者の一人であり、iMac、iPod、iPhoneといった革新的な製品を通じて、パーソナルコンピュータ、音楽、携帯電話の各業界に革命をもたらした。ピクサー・アニメーション・スタジオの設立者としても知られる。

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