私は少し歴史を学んだ。 それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。 生命以上の価値が存在する、という説と生命に勝るものはない、という説とだ。 人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。 それを何百年、何千年も続けて来た……
人はおおむね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。 肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないことだ。
個体が造りあげたものもまた、その個体同様に遺伝子の表現型
ロバが旅にでたところで馬になって帰ってくるわけじゃねえ
人体は自らゼンマイを巻く機械であり、永久運動の生きた見本である
のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。 あの青年は人の幸せを願い、 人の不幸を悲しむことのできる人だ。 それが人間にとって大事なことなんだからね。 彼なら、まちがいなく君を幸せにしてくれると、僕は信じているよ。
夜中に命がけで書いたラブレターほど、翌朝読むに耐えないものはない。また、投函したとたん猛烈に書き直したくなる。
心優しくあたたかい男性こそが、 真に男らしい頼りになる男性なのだと気づくとき、 たいていの女はもうすでに年老いてしまっている
失恋って、当の本人は苦しい苦しいと言っているけれど、本当は終わった恋をいつまでも思い出して楽しんでいるようなところがあると思う。本当に苦しいなら、一秒でも早く忘れる努力をするはずだから。
私の愛人が他の男によって幸福になるのを見るくらいなら、私はその女が不幸になるのを見たほうがましだ。
理解し合うためにはお互い似ていなくてはならない。しかし愛し合うためには少しばかり違っていなくてはならない
なんとなく好きで、 その時は好きだとも言わなかった人のほうが、 いつまでもなつかしいのね。 忘れられないのね。 別れたあとってそうらしいわ。
男女の仲というのは、夕食を二人っきりで三度して、それでどうにかならなかったときはあきらめろ。
情熱の持続時間は、その女性が最初に示した抵抗の大きさに比例する。
僕はあなたを幸せにする自信はありません。でも、僕が幸せになる自信はあります。
男の人って、一度女を愛したとなると、その女のためなら何だってしてくださるでしょ。 たった一つ、してくださらないもの、それはいつまでも愛しつづけるってことよ。
「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる」
人生は卒業後に自分からどれだけ能動的に働きかけたかで決まる。
決して倒れないのが良いのではない。 倒れたらすぐ起き上がるのが貴いのである
他人の芸を見て、 あいつは下手だなと思ったら、 そいつは自分と同じくらい。 同じくらいだなと思ったら、 かなり上。 うまいなあと感じたら、 とてつもなく先へ行っている。