友人の果たすべき役割は、間違っているときにも味方すること。 正しいときにはだれだって味方になってくれる。
お互い友人だといっても、それを信じるのは愚か者。 この名ほど世間にありふれたものはなく、その実ほど天下にまれなものはない。
もっとも親しき友人というのは、つねに兄弟のように退屈である。
真の友情は、前と後ろ、どちらから見ても同じもの。 前から見ればバラ、後ろから見ればトゲなどというものではない。
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、 友だちをどれくらい持っているかは言えない。
女が男の友達になる順序は決まっている。 まずはじめが親友、それから恋人、そして最後にやっとただの友だちになる。
友情と恋愛とは人生の幸福を生み出す。 ちょうど二つの唇が、魂を有頂天にするキスを生みだすように。
戦争やってる遠くの国のことよりも友達の方が大切だと思うけどなぁ。
恋人のいる人間に友情を注ごうとすることは、 喉の乾いている人間にパンを与えようとするようなものだ。
人と人との友情は、 賢者でも結ぶのが難しいのに、 愚者はあっさりほどいてしまう。
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、 お返しに大きな親切を期待する契約である。
悪党とつきあうのもいいものだ。自分の良さが分かる。
あなたの友人があなたを裏切るようなことをしたからといって、 あなたは友人の悪口を人に語ってはならぬ。 長い間の友情がゼロになるから。
われわれは恋愛を夢みるが、友情を夢みることはない。 夢みるのは肉体であるからだ。
一方からあまりに大きな重みをかけると、友情は破壊される。
山から遠ざかればますますその本当の姿を見ることができる。 友人にしてもこれと同じである。