ラブレターを書くには、 まず何を言おうとしているのか考えずに書きはじめること。 そして、何を書いたのかを知ろうとせずに書き終わらなければならない。
愛というのは、どんどん自分を磨いていくことなんだよ。
愛の表現は惜しみなく与えるだろう。 しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ。
愛する者と一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。すなわち、相手を変えようとしないことだ。
理解し合うためにはお互い似ていなくてはならない。 しかし愛し合うためには少しばかり違っていなくてはならない。
夜の静けさのなかで、わたしは千の人々の喝采より、 愛する人からの一言、二言が欲しくなるわ。
18歳では即座に崇拝し、20歳では愛し、30歳では欲情し、40歳では反省する。
夜中に命がけで書いたラブレターほど、翌朝読むに耐えないものはない。 また、投函したとたん猛烈に書き直したくなる。
彼に愛されていないなら別れること、愛されているなら迷わないこと。
愛されているという驚きほど、神秘的な驚きはない。 それは人間の肩に置かれた神の指だ。
三つのマッチを一つ一つ擦る夜のなか はじめは君の顔を一度きり見るため つぎのは君の目を見るため 最後のは君の唇を見るため 残りの暗闇は今の全てを思い出すため 君を抱きしめながら