すべての偉大なる真理は、最初は冒涜の言葉として出発する。
墓の下に眠っている人々を羨まなければならないとは、何という情けない時代だろう。
きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも、世界のためにきみを失いたくはない。
愛されなかったということは生きなかったことと同義である。
私が過つと誰でも気づく。私が嘘をつくと誰も気付かない。
一人殺せば殺人者だが何百万人殺せば征服者になれる。全滅させれば神だ
人は人に影響を与えることもできず、また人から影響を受けることもできない。
もし自由社会が貧しい多数の人たちを助けることができなければ、 富める少数の人々をも決して守り得ないであろう。
立法者にしろ革命家にしろ、平等と自由とを同時に約束する者は、 空想家か、さもなくば山師だ。
山は動かざれども、海は常に動けり。 動かざるのは眠の如く、死の如し。しかも海は動けり。 常に動けり。これ不断の覚醒なり。不朽の自由なり。
個人の自由もつぎの点では制限されねばならない。 つまりかれは外の人達にたいして厄介なものになってはいけない。
人間を自由にできるのは、人間の理性だけである。 人間の生活は、理性を失えば失うほどますます不自由になる。
自由であることは、自由であるべく呪われていることである。
アダムは自由が欲しかったから食べたのではなかった。 禁じられていたからこそ食べたのだ。
自由は山嶺の空気に似ている。どちらも弱い者にはたえることはできない。