この世の生活の幸福を求める私たちの計画はすべて幻想なのである。
一般に青年が主張する内容は正しくない。 しかし、青年がそれを主張するそのこと自体は正しい。
決して時計を見るな。 これは若い人に覚えてもらいたいことだ。
富を軽蔑する人間をあまり信ずるな。 富を得ることに絶望した人間が富を軽蔑するのだ。 こういう人間がたまたま富を得ると、一番始末が悪い人間になる。
我々は矛盾だけで生きている。 そして矛盾ゆえに人生は悲劇であり、勝利も勝利の望みもない永久の闘争である。 人生は矛盾なのである。
借金を返すということは収入の問題ではない。性質の問題だ。
絶えず警戒しつづけることの必要が、 ついには恋しあう人達を疲労させてしまう。
金こそは――取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である。
二度と会いたくない男には、こうおっしゃい。 「愛しています。結婚して下さい。子供が欲しいのです」と。 男は車を急発進させて逃げていくでしょう。
男というものはいつでもそうだが、我が家から離れている時が一番陽気なものだ。
愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は、 幸福とはいかなるものであるかを知らない。
誠実に君の時間を利用せよ! 何かを理解しようと思ったら、遠くを探すな。
富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが乾いてくる。
人生は、10段変速の自転車のようなもの。 だれもが、自分がもっているものの大半は使っていないのです。
愛というのは、どんどん自分を磨いていくことなんだよ。