寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
友情とは名ばかりのものだ。 私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。 兄のジョセフだけは少し愛している。 ただし、それも習慣上からである。
自分の人生を肩代わりしてくれる人なんかいないから、
懸命に自分でその辛い状況を乗り越えようとする。
それを繰り返す事が、その人の人生を間違いなく豊かにしている。
最高のものを求める人は、つねにわが道を行く。 人間は最高のものを決して共存しない。 幸福になろうとする人はまず孤独であれ。
あなたと一緒に歩く時は、 ぼくはいつもボタンに花をつけているような感じがします。
愛している女は、男から愛されていないのではないかといつも恐れている。 愛していない女は、男から愛されているといつもうぬぼれている。
結婚する前、 男はあなたの言った言葉を夜中にあれこれと考えて一晩眠れずに過ごすが、 結婚した後は、あなたの話がまだ終わらないうちに眠ってしまうものなんです。
自分自身を幸福だと思わない人は、決して幸福になれない。
青春ほど死の翳(かげ)を負い、死と背中合せな時期はない。
貧しい者は金持ちになりたいと思い、金持ちは幸せになりたいと思う。 独身者は結婚したいと思い、結婚した者は死にたいと思う。
自分の目標を達成している人、 あるいは今の自分に本当に満足している人には滅多に出会うものではない。 それなのに人生を左右するような問題の選択を大多数の意見に委ねるべきだろうか?
一切の書かれたもののうち、 私はただその人がその血をもって書いたものだけを愛する。
幸福の最も大きな障害は、過大な幸福を期待する事である。
恋のチャンスは、 熟れている時にもがなければならない果物のようだ。 一度地から落ちたら二度とチャンスはないだろう。
吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。
一度結婚してしまうと、善良であること以外には何事も、 そう、自殺でさえも残されていない。
わたしの人生をわたしはコーヒースプーンで測ってきた。
恋には経験というものはない。 なぜなら、そのときにはもう恋していないのだから。
人生は短い。 たとえ、それを長いと思って過ごしている人たちにとっても。