恋の力は、身をもって恋を経験する時でなければわからない。
四十歳は青春の老年であり、五十歳は老年の青春である。
幸福であるという義務ほど、私達が低く評価している義務はない。
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、 恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
私は私。 そのままを受け止めてくれるか、さもなければ放っといて。
女は異国の土地である。 どんな若い頃移住したとしても、男はついにその習慣、その政治、 その言葉を理解しないだろう。
同じ生活を営み、 お互いに愛し合っている二人の人間が、 どの点までお互いに謎であり、 城壁をめぐらしていることができようか。
彼女たちが私たちを愛しているとき、 彼女たちが愛しているのは本当は私たちではない。 しかし、ある朝、彼女たちがもはや愛さなくなるのは、 確かに私たちである。
私の業績の中で最も輝かしいことは、 妻を説得して私との結婚に同意させたことである。
人生は、ケチな心配事ばかりしているのには短すぎる。
多くの女性を愛した人間よりも、 たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、 はるかに深く女というものを知っている。
自分の生活に何かを加えて、あるいは何かを減らして、 自分の生活を変えてくれる相手でない限り、その人を愛することはできない。
人生から友情を除かば、世界から太陽を除くにひとし。
恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です。
悪党とつきあうのもいいものだ。自分の良さが分かる。
恋人として男と女で違う点は、女は一日中恋をしていられるが、 男は時々しかしていられないという点だ。