愛する――それはお互いに見つめ合うことではなく、 いっしょに同じ方向を見つめることである。
数多い恋人の情を集めても、我が胸に燃える友情の火には及ばぬ。
僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。生きるためなんだ。
一緒に泣いた時に、 はじめてお互いがどんなに愛し合っているのかが分かるものだ。
一人では何も出来ぬ。 だが、まず誰かがはじめなければならぬ。
たとえ人の生命を奪っても、財布に手をかけてはならぬ。 人は父親の殺されたのは忘れても、財産の失われたことは忘れないからだ。
自分を憐れむという贅沢がなければ、 人生なんていうものには耐えられない場合がかなりあると私は思う。
習慣は、最高の召使いか最悪の主人のいずれかである。
毎月少しずつお金を貯めていきなさい。 そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。あまりの少なさに。
結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、恥ずかしいものでもないよ。
酒が作り出した友情は、酒のように一晩しかもたない。
よい結婚はあるけれども、楽しい結婚はめったにない。
誰もが幸福についてしゃべる。 しかしそれを知っている人はほとんどいない。
一人の女しか愛さない男はしばしばもっとも幸福な生活を送るが 死ぬときはもっとも孤独な死にかたをする。
人生というのは矛盾から成り立っているものなんだ。 もしも、矛盾の中心にちゃんと止まるものなら、人生の意味が分かるはずだ。
