十二才の時のような友達はもう二度できない……もう二度と…。
もし人生をやり直すのだったら、私は結婚しないでしょう。
友情が恋愛になるときには、二つの川のように混ざりあり、 有名なほうが他方の名を吸収する。
人生とは、切符を買って軌道の上を走る車に乗る人には分からないものである。
人生が死より恐ろしいところでは、あえて生きることが最後たる真の勇気である。
青年たちは判断するよりも発明すること、 評議するよりも実行すること、 決まった仕事をするよりも新しい企てに適している。
恋する男たちは泥棒と同様、はじめは用心するが、 次第に用心を忘れ、恋にとりつかれてしまう。
諸君は一緒にいる人々よりも、 けっして利口に思われてはならないし、 また、より物知りに見られてはいけない。
死ぬよりも、生きているほうがよっぽど辛いときが何度もある。 それでもなお生きていかねばならないし、また生きる以上は努力しなくてはならない。
結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。 今考えると、あのとき食べておけばよかった。
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。
初恋とは少しばかりの愚かさとありあまる好奇心のことだ。
われわれの人生は織り糸で織られているが、良い糸も悪い糸も混じっている。
男にふさわしいのは権威であり、女にふさわしいのは威厳である。
私を他の連中と比較しないでいただきたいね。 第一にあなたは私という人間を知っていない。 ――それに、他の連中のことも知っていない。
結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。 ウグイスは春に2、3ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、 あとはずっと鳴かないものだ。