幸福――他人の不幸を眺める事から生ずる快適な感覚。
人が天から心を授かっているのは、人を愛するためである。
「珠玉の時間を無為に過ごさないように」と注意を受けたことがあるだろうか。 そうなのだが、無為に過ごすからこそ珠玉の時間となる時もある
若いうちに自殺しなさい。そうすれば死を利用することができるでしょう。
快楽の対象とされていないのは、愛されている女性である。
結婚する前、 男はあなたの言った言葉を夜中にあれこれと考えて一晩眠れずに過ごすが、 結婚した後は、あなたの話がまだ終わらないうちに眠ってしまうものなんです。
恋は富よりもはるかに強い。 けれど恋はその力を借りなければならない。
一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。 だが、死ねば、多くの実を結ぶ。
当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
人はその生涯の40年間で本文を著述し、 これにつづく30年間において、前者についての注釈を付加する。
平らな道でもつまずくことがある。 人間の運命もそうしたものだ。 神以外に誰も真実を知るものはないのだから。
最上の男は独身者の中にいるが、最上の女は既婚者の中にいる。
財布は、その中に何か入っていなければボロきれと変わらない。
人生はつくるものだ。 必然の姿などというものはない。
友情とは名ばかりのものだ。 私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。 兄のジョセフだけは少し愛している。 ただし、それも習慣上からである。
自分が立っている所を深く掘れ。そこからきっと泉が湧きでる。