人は習慣を好む、 なぜならばそれを作ったのは自分だから。
ライオンの雄にはたてがみがあり、孔雀には豪勢な羽があるが、 人間の男には三つボタンの背広しかない。
生きている兵士のほうが、死んだ皇帝よりずっと価値がある。
女が付属品を棄てるとどうしてこんなにも美しくなるのだろうか。
初恋に勝って人生に失敗するというのは良くある例で、 初恋は破れるほうがいいと言う説もある。
喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。
自己侮蔑という男子の病気には、 賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。
恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
何故死を恐れるのか? ――人生で最も美しい冒険だから。
結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。 宝くじなら当たることもあるのだから。
幸福がこの上なく大きい場合には微笑と涙が生まれる。
男というものはつねに女の友であることは決してありません。 他に愛する女を持っているときは別ですが。
恋愛を一度もしなかった女はたびたび見つかるものだが、 恋愛を一度しかしない女はめったに見つからない。
私が死んだ時、私のために泣いてくれるというのなら、 私がまだ生きているうちに哀れんでくれ。