青年にすすめたいことは、ただ三語につきる。 すなわち働け、もっと働け、あくまで働け。
日曜学校のクラスに金髪の美しい少女がいた。 私は一目ぼれだった。妻となった今も私の気持ちは変わっていない。
幸福になる秘訣は快楽を得ようとひたすらに努力することではなく 努力そのもののうちに快楽を見出すことである。
恋をして恋を失った方が、 一度も恋をしなかったよりマシである。
死ぬ前に病気にならんことを決めたよ。 ぽっくり死ぬのが一番だ。
時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。
私の疲れた心よ。生きるということはなんと困難なことだろうか。
一見して人生には何の意味もない。 しかし一つの意味もないということはあり得ない。
王様であろうと百姓であろうと、 自分の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。
亀の肉がさまざまな肉の味わいを持っているのと同じく、 結婚もまたいろいろと変わった味を持っている。 そして、亀が歩みののろい動物であるのと同じく、 結婚もまた足取りののろいものである。
金持ちは世界の隅々にまで従兄弟やおばさんをもっている。 貧乏人が持っている親戚は不幸だけだ。
恋の悩みほど甘いものはなく、恋の嘆きほど楽しいものはなく、 恋の苦しみほど嬉しいものはなく、恋に苦しむほど幸福なことはない。
人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、 自己を幸福にするために、それらを敢えて考えないように工夫した。
もし本当に死の精髄を見たければ、 生の実体に向けて心をいっぱいに開きなさい。 なぜなら、川と海が一体であるように、生と死は一体だからである。
誰も称賛してくれる者がいなくても自分のことは自身で称えよ。
恋には経験というものはない。 なぜなら、そのときにはもう恋していないのだから。
恋には二種類ある。 その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、 他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。